[ロンドン 16日 ロイター] - 英国は16日、ロシアに対し新たな制裁を発動した。対象はヤンデックス銀行、ロシア軍情報機関の関連ネットワーク、そしてロシアが西欧諸国の制裁回避に使用する「影の船団」の一部としてロシア産石油・ガスを第三国へ輸送しているとされる数十隻の船舶。

70件の新たな指定を含む今回の制裁措置には、保険会社ロスゴスストラフ、エボファイナンス・モスナルバンク、ワイルドベリーズ銀行も含まれており、ウクライナ戦争でロシア政府を支援しているとされる金融・物流ネットワークへの圧力を強める英国の取り組みの一環となる。

フランスで開催中の主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に出席しているスターマー英首相は「これらの制裁は、ロシアの戦争経済を支え、ひいては欧州の安全保障を脅かしている船舶、資金、および当事者を標的としている」と述べた。

対象には20隻以上の石油タンカーと数隻の液化天然ガス(LNG)船が含まれており、政府によると、G7加盟国がロシアの「北極LNG2」プロジェクトに関連する船舶を制裁対象としたのは今回が初めて。

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