Liz Lee

[北京 16日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は16日、ミャンマー軍事政権のミンアウンフライン大統領と北京で会談し、関係強化の意向を示した。

中国国営新華社通信によると、習氏は近隣諸国を巡る外交戦略の一環として、ミャンマーとの関係を優先していると述べ、ミャンマー現政権による同国の発展と安全に向けた取り組みへの支持を表明した。

ミンアウンフライン氏は15日から19日までの予定で中国を公式訪問している。習氏との会談は、国軍総司令官として訪中し上海協力機構(SCO)首脳会議に出席した昨年8月以来となる。

中国国営メディアによると、習氏は会談で「(中国とミャンマーの関係を巡る)われわれの指導力を引き続き強化し、両国民の兄弟のような友好関係を発展させ、包括的な戦略協力を深めていきたい」と述べた。

2国間関係を通じて地域の平和と発展により大きく貢献する意向も示した。

両氏は1時間弱行われた会談後、協力文書の署名式に立ち会った。今回、大メコン圏の越境輸送、自由貿易、自然災害支援、医療・保健、メディアなど18の協力覚書を締結した。

ミャンマー軍政にとって中国は最も重要なパートナーの一つ。中国は広域経済圏構想「一帯一路」の下でミャンマーの深海港事業や、両国を結ぶ石油・天然ガス・パイプライン計画に参画している。

中国はミャンマー国内の政治勢力の統一と安定の回復に対する支持を改めて表明。新華社によると、習氏はミンアウンフライン氏に対し「中国はミャンマーの全ての当事者が対話を通じて平和と和解を推進し、ミャンマー北部で永続的な安定を実現することを支持する」と述べた。

また、安全を確保した上で主要なインフラプロジェクトを推進するよう呼びかけ。その進展がミャンマーの経済発展に有益との認識も示した。

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