[コロンボ 15日 ロイター] - スリランカのセンサス統計庁が15日発表した第1・四半期の経済成長率は、前年同期比5.1%となった。同国は、4年前の深刻な金融危機から徐々に回復しつつある。
29億ドルの融資プログラムで同国を支援している国際通貨基金(IMF)は、今年の成長率は3%と、2025年の5%から減速すると予想している。
石油を全て輸入しているスリランカは、中東紛争を受けて外貨準備高を保護するため3月に燃料配給を導入し、水曜日を祝日に指定。こうした措置が成長鈍化につながる公算が大きいとみられている。
5.1%の成長率は、中央銀行総裁が先月の利上げ発表時に言及した約5%と一致した。
センサス統計庁によると、第1・四半期の農業部門生産は前年同期比1.1%、工業部門は7.2%、サービス部門は3.4%それぞれ増加した。
NDBセキュリティーズの調査・戦略責任者レイナル・ウィクレメラトネ氏は、「第1・四半期に見られた勢いを考慮すると、成長率は年末までに4%を超える見込みだ」と述べた。