[北京 16日 ロイター] - 5月の中国新築住宅価格は前月比0.2%下落し、下落ペースがやや加速した。国家統計局が16日発表したデータを基にロイターが算出した。
4月は0.1%下落だった。不動産部門は引き続き弱い需要への対応に苦慮しているが、一方で大都市では安定化の兆しも一部で見られた。
前年比では3.5%下落し、4月と変わらずだった。
ただ、不動産仲介を手掛ける中原地産(センタライン)のアナリスト、張大偉氏は、中国全土での住宅価格の急落期は過ぎ去り、市場が急速な低迷に陥るリスクはないと指摘。不動産市場は今後も「1級都市の底堅さ、2級都市の二極化、3級都市の圧力」という特徴を帯び続けると述べた。
国内主要都市の住宅価格は、4月に0.1%上昇したのに続き、5月は0.2%上昇し、上海、深セン、広州で上昇を記録。一方、小規模な3級都市の住宅価格は5月も下落が続いた。