[東京 16日 ロイター] - 配車アプリのGOが東証グロース市場に新規上場し、2910円で初値を付けた。今年最大規模の新規株式公開(IPO)で海外投資家が関心を示すなど話題性もあり、初値は公募価格2400円を21%上回った。

市場では初値の水準に対して物足りなさも意識されているが「セカンダリー(IPO後の株式売買)の投資家にも妙味があることがグロース市場の復権に向けて大事で、順当な滑り出しといえる」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との声がある。

初値をベースにした株価収益率(PER)は35倍程度。「業績は堅調だし、都市部以外への展開など市場開拓次第でまだまだ評価の余地はあるだろう」(岩井コスモ証券の有沢正一投資調査部フェロー)と伸びしろを見込む声がある。

半面、「配車台数の上限がある上、競合相手もいる。(業績が)指数関数的に伸びるとは想定しにくい」(松井証券の窪田朋一郎チーフマーケットアナリスト)との見方もある。

同社株のIPOは、公募価格ベースの資金吸収額886億円、時価総額1864億円と国内で今年最大規模。業績面では2026年5月期の連結売上高が前期比29%増の408億円、純利益は3.2倍の70億円だった。

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