Marco Aquino
[リマ 15日 ロイター] - 南米ペルーで7日に実施された大統領選決選投票は15日、異議申し立てのあった票の集計が徐々に進む中、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で右派のケイコ・フジモリ氏が左派のロベルト・サンチェス元貿易・観光相に対するわずかなリードを広げた。
フジモリ氏は先週半ば、在外投票を追い風に巻き返し、15日時点で得票率は50.051%となった。49.949%のサンチェス氏とは1万8300票余りの差となっている。選挙管理委員会によると、開票率は98.59%に達した。
異議申し立てがあった票の点検は11日に始まった。当局者によると、公式結果の発表には数日から数週間かかる可能性がある。
サンチェス氏は先週末、支持基盤の一つであるアンデス地方のクスコを訪れて支持者と面会し、集計作業に「疑念」があると述べた。
同氏は先週、約40万票の在外投票について、輸送過程で不正があったとして無効とするよう求めた。当局はこの要請を退けた。
サンチェス氏が「国民の票を守る」よう呼びかけたことを受け、首都リマではここ数日、支持者による選挙当局への抗議デモが行われている。デモは数百人が参加し、平和的に行われた。
決選投票後、米州機構(OAS)と欧州連合(EU)の選挙監視団はそれぞれ、投票は正常に行われたとの認識を示し、結果が僅差であることを踏まえ、公式集計を待つよう促している。