Nora Eckert
[デトロイト 15日 ロイター] - フォード・モーターなど自動車メーカーが、米政府からの認可取得に奔走している。米国のショールームで長年販売してきたモデルが、コネクテッドカー(インターネットへの接続機能を備えた車)への中国製ソフトウエア搭載を禁じる規則の対象となり、販売継続には政府の認可が必要になっているためだ。
フォードは中国で生産する高級スポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)「リンカーン・ノーチラス」の輸入継続に向け、米商務省に認可を申請したことを認めた。同モデルは規制が導入される前から自動車メーカーが米国で販売してきた中国製輸入車の一つだ。
フォードによると、ノーチラスのソフトウエアは米国で開発されているものの、車両へのインストールは中国で行われているため、米国での販売継続には政府の認可が必要になるという。
コネクテッドカー規則は、車両が米国の所有者に関する機微なデータを収集する可能性を巡る国家安全保障上の懸念から、バイデン前政権の下で2025年1月に導入され、トランプ政権下でも維持されている。