[ロンドン 12日 ロイター] - 英国のスターマー首相は12日、ヒーリー国防相の辞任で退任圧力がさらに強まる中、公共放送BBCで「辞めるつもりはない」と明言し、続投する意向を明らかにした。自身の指導力が低下しているとの見方も否定した。

ヒーリー氏は11日、スターマー氏が国防に必要な財政的資源を投入できないと非難し、国防相辞任を表明した。スターマー氏の求心力低下とともに、与党労働党のトップを巡る動きが強まるとみられている。

スターマー氏は首相職にとどまる理由について「虚栄心や頑固ということではなく、深い使命感によるものだ。困難な状況でも英国に奉仕するために選出された。それが今担っているものだ」と述べた。

スターマー氏はヒーリー氏の批判に対し、国防と安全保障は最優先事項で、今後の歳出の決定に当たってもそうだと反論した。防衛投資にさらに資金を充てるため、「難しい」選択で他省庁の予算を削減してきたと主張。「誰が首相になろうとも、私が直面しているのと同じ逆風に向き合うことになる。その点は変わらない」と述べた。

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