Panu Wongcha-um Poppy McPherson

[バンコク 12日 ロイター] - ミャンマーで軍事クーデター下の生活を描いた著書がある米国人実業家が11日、同国に帰国した際に拘束された。2人の関係者が明らかにした。

関係者によると、拘束されたのはヤンゴンを拠点に警備会社を経営するアダム・カスティロ氏。同氏は元米海兵隊員で、在ミャンマー米国商工会議所の会頭を務めた経歴を持つ。入国後に空港で引き留められたという。

米国務省の報道官は、ミャンマーで米国人が拘束されたとの報道を把握しているとした上で、「プライバシー上の懸念」を理由にそれ以上のコメントを控えた。

ミャンマー政府の報道官はコメントの要請に応じていない。

ソーシャルメディアの投稿によると、カスティロ氏は2021年のクーデターで混乱に陥ったミャンマーにとどまった経験をつづった著書の宣伝のため海外を訪れていた。

カスティロ氏は昨年ホワイトハウスを訪問し、レアアース(希土類)の獲得を視野に、米国がミャンマーで和平仲介役を担うよう政府高官に提案していたとロイターは報じている。

同氏の著書は民主派のデモ参加者に対する国軍の弾圧を記録する一方、制裁措置をはじめとする米政府の政策を効果がないと批判し、ビジネス面でのさらなる関与を求めている。

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