Suzanne McGee

[プロビデンス(米ロードアイランド州) 12日 ロイター] - 米宇宙企業スペースXの株式に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)の同日取引開始を望んでいた資産運用会社は、上場を15日まで延期するよう通知を受けた。事情に詳しい4人の関係筋が明らかにした。

この遅れにより、投機筋やトレーダーは、この大型IPO(新規株式公開)の株式が初日に急騰すると多くの人が予想している動きを捉える機会を失うことになり、運用会社も自社商品への資金流入を待つことになる。

Tradr ETFsのプロダクト・資本市場責任者マット・マルキエビッチ氏は、延期についてコメントを控えた上で「本当に12日に取引を始めたかった」と語った。同社の2倍ロングETFと2倍ショートETFはCboeグローバル・マーケッツで15日に上場することになった。

複数の発行体によると、ETF上場の米証券取引委員会(SEC)承認を求めていた資産運用会社は、スペースXの上場と足並みをそろえて取引を開始することを望んでいた。

しかし、関係筋によると、各取引所は10日、上場をIPO後の最初の取引日に延期する必要があると通知。取引所は、レバレッジ型ETFとの連動はスペースXの上場を複雑にする恐れがあるというSECの懸念を理由に挙げたという。

SECはコメント要請に応じなかった。Cboeグローバル・マーケッツなどからもコメントを得られていない。

レバレッジ型ファンドが原資産となる株式と同時に上場する前例はないものの、資産運用会社は資産獲得競争において優位に立てると期待していた。

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