Caroline Valetkevitch
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価指数が大幅高で取引を終えた。トランプ米大統領がイランへの攻撃計画を中止したと表明したことを受けて上げ幅を拡大した。投資家は米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業スペースXの12日の上場に注目している。
主要3指数はいずれも、米国とイランが一時的な停戦で合意した4月8日以来最大の上昇率を記録した。
攻撃が予想されていた数時間前、トランプ氏は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で、イランとの協議が同国の最高指導部レベルに引き上げられ、地域諸国の承認を得たと表明した。
トランプ氏はその後、ホワイトハウスで記者団に対し、米国とイランは早ければ今週末にも和平合意に署名する可能性があり、これによりホルムズ海峡を通る船舶の往来が再開されるとの見方を示した。
これを受けて米株市場は前日の急落からの反発を強めた。半導体メーカー株が上昇し、S&P500種を押し上げた。フィラデルフィア半導体指数は7.9%上昇し、2025年4月以来最大の上昇率となった。
主要株価指数は前日、1%超下落し、S&P500情報技術指数は調整局面入りが確認されていた。
パー・スターリング・キャピタル・マネジメントのディレクター、ロバート・フィップス氏は「テクニカル指標は比較的売られ過ぎの水準にある」と指摘。「急ピッチで上昇し過ぎたのと同じように、急ピッチで下落し過ぎた」と述べた。
スペースXは11日、新規株式公開(IPO)を通じて1株135ドルで約5億5556万株を発行し、過去最大となる750億ドルを調達した。上場時の時価総額は1兆7700億ドルとIPOとして過去最高となる。
同社は12日にナスダック市場で取引を開始する。
オラクルは8.5%急落。同社は10日、26年度(26年5月まで)の設備投資が会社予想を上回ったことを明らかにした。さらに27年度も追加の借り入れを行う方針を示し、人工知能(AI)インフラ構築に必要なキャッシュバーン(資金燃焼)の規模が膨大になることを浮き彫りにした。
労働省が11日発表した5月の卸売物価指数(PPI)は3年半ぶりの大幅な伸びを記録。中東情勢の緊迫化を背景にエネルギー製品の価格が押し上げられ、インフレ圧力の高まりを改めて裏付ける内容となった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.74対1の比率で上回った。ナスダックでも2.75対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は214億1000万株。直近20営業日の平均は207億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 50848 +929 +1. 49972 5096 49972
.75 .97 86 .07 8.95 .07
前営業日終値 49918
.78
ナスダック総合 25809 +640 +2. 25309 2584 25109
.66 .16 54 .78 6.56 .39
前営業日終値 25169
.50
S&P総合500種 7394. +127 +1. 7287. 7412 7257.
30 .31 75 67 .68 33
前営業日終値 7266.
99
ダウ輸送株20種 22523 +701 +3.
.74 .19 21
ダウ公共株15種 1104. +2.9 +0.
69 3 27
フィラデルフィア半導体 13171 +964 +7.
.44 .98 91
VIX指数 19.44 -2.7 -12
8 .51
S&P一般消費財 1892. +44. +2.
38 17 39
S&P素材 638.2 +20. +3.
7 15 26
S&P工業 1479. +46. +3.
93 60 25
S&P主要消費財 947.7 -4.5 -0.
8 2 47
S&P金融 873.5 +6.8 +0.
7 1 79
S&P不動産 284.3 -0.3 -0.
1 5 12
S&Pエネルギー 866.3 -18. -2.
3 19 06
S&Pヘルスケア 1792. +14. +0.
03 25 80
S&P通信サービス 463.3 +1.5 +0.
5 7 34
S&P情報技術 6651. +189 +2.
75 .89 94
S&P公益事業 444.9 +0.3 +0.
6 2 07
NYSE出来高 15.16
億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 6644 + 大阪比
5 196
5
シカゴ日経先物9月限 円建て 6639 + 大阪比
0 191
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