[北京 11日 ロイター] - 中国北東部の長春市は地元の自動車産業活性化に向けた2030年までの計画案を公表した。同市は国内最古の自動車メーカー、第一汽車集団(FAW)が本拠を置くが、業界再編を見据えて比亜迪(BYD)や小米科技(シャオミ)などの電気自動車(EV)メーカーの誘致を目指す。
長春市の工業情報化局が今週公表した計画案によると、国内の自動車産業は大幅な再編が見込まれ、自動車グループの数は現在の71社から30年までに約15社に減少すると予想される。
FAWは近年、生産と販売が減少しており、再編圧力がかかる可能性が高まっている。長春市はFAWの本社が所在する強みを生かし、新型車の導入に向けて零跑汽車(リープモーター)などの提携相手を誘致する考えだ。
BYDやシャオミなど高成長の自動車メーカーを対象に、北部の生産拠点やスマート車両の研究開発センター、主要部品プロジェクトの設置を誘致し、産業基盤の多角化を図る。