AJ Vicens
[10日 ロイター] - 複数の米連邦当局は10日、司法省が「偽コンサルティング会社」と呼ぶ組織に関連する13のインターネットドメインを差し押さえたと発表した。これらの組織は、現職または元米政府職員や軍関係者を勧誘し、中国の諜報員と疑われる人物に情報を提供させることを目的としていた。
司法省は、こうした偽会社はコンサルタントやアナリスト職の求人広告を通じて標的を探し、その後応募してきた人に対して独占的なあるいは内部の情報の提供を迫ると説明した。首都ワシントンのピロ連邦検事は「(ドメイン)差し押さえは、国家の最も機密性の高い情報へのアクセスを信頼して許可されている米国人を不当に利用しようとするいかなる試みも、摘発され解体されるという明確なメッセージを送るものだ」と強調した。
1週間前には、機密情報共有の枠組み「ファイブ・アイズ」を構成する米英豪など5カ国の情報機関が、中国が情報を得るために求職プラットフォームを利用して、積極的に多くの人々を標的にしていると警告していた。
在ワシントン中国大使館の報道官は「いわゆる『中国のスパイの脅威』という主張は完全に捏造されたもので、悪意のある中傷に当たる。われわれはこれを強く非難する」とコメントした。