Atsuko Aoyama
[東京 10日 ロイター] - 午前のドルは160円前半での膠着相場となった。米軍がイランへの攻撃が完了したと発表した後にややドルが下押しされたものの、すぐ切り返した。中東情勢は引き続き不透明感が強く、下値が堅い一方で上値の重い相場が継続。今日発表の米国の消費者物価指数(CPI)にも関心が集まっている。
・米軍による攻撃完了発表で仲値公示直前に付けた高値(160.43円)からドルが20銭ほど下押し。
・海外からの配当資金を円に戻すタイミングでの実需のドル売り需要も。
・米国の消費者物価指数(CPI)に注目。
・為替介入実施なら日銀後との見方。
・介入警戒だけでなく、米株ピークアウトへの懸念など不安材料がドルの上値抑制との声。
<SBIFXトレードの上田真理人取締役>
「米国が報復攻撃を警告してから対円で思い切ってドルが買われたわけではないが、(攻撃完了で)ドルが下に引っ張られた」
「中東では小競り合いが続き不透明感残る。まだ時間がかかるとみられ動けない」
「米CPIが上振れる場合は瞬間的にドル買いとなるだろうが、物価高による経済下押しの悪循環も想定されるためドル買いが長く続くとも思えない」