Kate Abnett
[ブリュッセル 9日 ロイター] - 今年11月に行われる国連気候変動枠組み条約第31回締約国会議(COP31)の開催国であるトルコのクルム環境・気候変動相は9日、化石燃料の消費削減に向け、2035年までに世界のエネルギー需要の35%を電力でまかなう目標に向けて支持を結集することを目指すと表明した。
これはCOP31ホスト国としての準備の一環で、具体的には、輸送、重工業、家庭用暖房の稼働を、石油、石炭、ガスから電気式工業炉、電気自動車(EV)、ヒートポンプなどの技術活用にシフトするもの。
現在、世界の総エネルギー需要の約20%が電力で賄われており、残りは大半が化石燃料、さらに約10%がバイオ燃料と廃棄物由来。
トルコ南部アンタルヤで開催されるCOP31で議長を務めるクルム氏は、目的は家庭や企業を不安定なエネルギー市場から保護することで、トルコはこのコミットメントを支持する国による連合の構築を目指すと説明。
「また、この目標に沿って技術支援、能力構築、財政支援へのアクセスを促進するため、発展途上国を中心に全ての国と緊密に連携する」と述べた。