Alexander Villegas Marco Aquino

[リマ 9日 ロイター] - 南米ペルーで7日に実施された大統領選決選投票は9日も開票が続き、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女である右派のケイコ・フジモリ氏と左派のロベルト・サンチェス元貿易・観光相が大接戦となっている。

選挙管理当局の発表によると、フジモリ氏は海外在住有権者の票が有利に働いたことから、一時サンチェス氏との差を0.1ポイント、約2万票まで縮めたが、その後サンチェス氏が再びリードを広げた。開票率96.27%時点の得票率は、サンチェス氏が50.12%、フジモリ氏が49.88%で、票差は約4万票となっている。

出口調査と開票初期段階ではフジモリ氏がリードしていたが、7日から8日にかけて地方の票が集計されるにつれ、サンチェス氏が追い上げた。

世論調査会社イプソスのアルフレド・トレス代表は、未集計の地方票がサンチェス氏に有利な傾向があるものの、国内票の大半はすでに開票済みで、残る票の多くは海外票であり、こちらはフジモリ氏に有利だと指摘した。

また全投票の約1.67%が審査対象となっている。これらの票の大部分は首都リマ都市圏のもので、こうした地域もフジモリ氏の支持基盤となっている。

トレス氏は地元ラジオ局に対し「計算では、現在の数字が逆転する可能性はある」と述べた。

両候補とも、有権者に冷静な対応を呼びかけ、全票の集計完了を待つよう求めている。

選挙管理当局は最終的な開票結果の確定が7月になるとの見通しを示している。

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