Aida Pelaez-Fernandez

[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が9日発表した5月の消費者物価指数は前年同月比3.94%上昇した。伸びは前月の4.45%から減速し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の4.03%も下回った。

減速は2カ月連続で、中央銀行目標である3%プラスマイナス1%の上限付近に再び収まったものの、今後の動向やコアインフレ率に対する懸念はなお残っている。

パンテオン・マクロエコノミクスの中南米担当チーフエコノミスト、アンドレス・アバディア氏はノートで「インフレは正しい方向に進んでいるが、進展はなお不均一で、コアサービスインフレ率はまだ目標水準を上回っている」と述べた。

中銀は、インフレ率が2027年第2・四半期に目標の3%に達すると見込んでいる。

中銀は先月、米・イスラエルとイランの戦争の影響に伴うインフレ懸念と景気低迷を受け、2年超にわたった金融緩和サイクルを終了。インフレ動向を巡り意見が割れたが、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて6.50%とした。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、キンバリー・スパーフェヒター氏はノートで、メキシコのインフレ鈍化ペースは予想を上回ったものの、「政策金利は当面6.50%に据え置かれる公算が大きい」と述べた。

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