熱中症予防に「経口補水液」は要注意

スポーツドリンクや、経口補水液にも注意が必要です。

味はたいして濃くないのに、これらの飲み物には、砂糖と塩分が思いのほか多く入っています。砂糖は血糖値を上げAGEを増やし、塩分は血圧を上げます。また、商品によっては、リンを加えているものもあり、いずれも腎臓に負担をかけます。

最近の日本の夏の暑さはひどく、戸外で行なうクラブ活動などに際して、子どもにスポーツドリンクや経口補水液を持たせる親も増えています。

しかし、それらをがぶ飲みして中学生くらいから糖尿病を発症するというケースがあとを絶ちません。

若くして糖尿病に罹れば、それだけ合併症で腎臓を悪くするリスクも上がります。

熱中症が怖いなら、ミネラルウォーターを飲み、適宜、梅干しなどで塩分を補給すればそれで十分でしょう。

なお、今は糖質を減らしたスポーツドリンクも出ています。その代わりに、アミノ酸が加えられているものもあります。しかし、アミノ酸を多く摂れば、腎臓機能に悪影響を与えます。

いろいろ「こんな機能がある」と効能を強調している製品が出回っていますが、その機能の結果、産生された老廃物を濾過するのはあなたの腎臓です。腎臓にとっては迷惑な一面もあるということを、知っておいてください。

牧田 善二(AGE牧田クリニック院長)
 

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※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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