[ベイルート 28日 ロイター] - イスラエル軍は28日、レバノンの首都ベイルート南部郊外を空爆した。レバノン南部ではイスラエル軍とレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの戦闘が続いているが、ベイルート近郊が攻撃の対象になったのは数週間ぶり。イスラエル当局者は、トランプ米政権と「緊密な協議」を行った上で、今回の攻撃を実施したと説明している。

複数のイスラエル治安筋によると、今回の攻撃の標的は「イマーム・フセイン師団」のミサイル部門を率いるアリ・アルフセイニ氏。イスラエル当局はイマーム・フセイン師団について、イランのほか、ヒズボラと連携している民兵組織と見なしている。

レバノン治安筋によると、精密誘導ミサイル2発がベイルート南部郊外の建物を狙って発射された。イスラエル軍はベイルートで的を絞った攻撃を実施したと発表したが、詳細は明らかにしていない。

イスラエル当局者によると、トランプ政権の要請を受け過去3週間にわたりベイルートに対する攻撃を控えていた。ただ、その間も軍の偵察ドローン(小型無人機)が連日、ベイルート上空を飛行していたという。

今回の攻撃について、ヒズボラのほか、イランは今のところコメントしていない。

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