[28日 ロイター] - トランプ米政権は、カリブ海の社会主義国キューバの政権が早ければ今夏にも崩壊する可能性を視野に入れ、同国が混乱に陥った場合に備え新たな軍事対応計画のシミュレーションを実施している。米ニュースサイトのアクシオスが28日、複数の米当局者の話として報じた。
報道によると、トランプ大統領は侵攻を承認しておらず、自由なキューバへの平和的移行を望んでいるため、米政権は経済制裁を継続し、キューバの現政権を段階的に締め付けていく見通し。
こうした方策は、イラン情勢に注力するトランプ大統領にキューバへの対応を検討する時間的余裕を与えるとみられる。
高官の1人は「イラン問題はまだ終わっておらず、トランプ大統領も(キューバに関し)急いでいない」と語った。さらに「トランプ大統領はあらゆる手段を尽くしたいと考えているが、現時点では以前ほど多くの手段は残されていない」と述べた。
別の高官は、とりわけ制裁措置に関し「われわれには多くの手段がある。今後さらに強化されるだろう」と述べた。