年齢を重ねるにつれて自然に起こる生理的老化と、環境やライフスタイルが引き起こす外因的老化の間には、決定的な違いがある。

20代を過ぎると、コラーゲンの生成量は毎年約1%ずつ減少していき、肌は次第に薄くなっていく。こればかりは避けられない現実だ。

しかし、肌が実年齢より老けて見え始めるスピードは、決して変えられないものではない。以下に挙げる5つの重要な警告サインは、予防できたはずのダメージが肌の奥で急速に進んでいる証拠だ。

1. 初期段階の小じわが早く、あるいは意外な場所に現れる

しわができること自体は自然な現象だ。通常は30代半ばから後半にかけて徐々に現れ始め、目尻や口元(ほうれい線)など、表情の動きに合わせた予測通りの場所に刻まれていく。

もし、それよりも早い段階で小じわが目立ち始め、しかもそれがデコルテや手、あるいは顔の輪郭部分に現れているなら、それは自然な老化ではない。主に紫外線の影響による「光老化」、つまり防ぐことができたはずのダメージである可能性が高い。

これにはいくつかのメカニズムが関係している。まず、紫外線(UV)はコラーゲンを分解する酵素を活性化させてしまう。さらに、糖分の過剰な摂取は「糖化」と呼ばれるプロセスを引き起こし、糖がコラーゲン繊維と結びつくことで、肌のしなやかさが失われて硬くなってしまう。そこに慢性的な炎症が加わると、コラーゲンの生成がさらに妨げられ、ダメージは連鎖していく。

これらのプロセスが重なると、年齢に見合わない小じわだけでなく、肌のごわつきや色ムラまで引き起こす。これは、単なる生理的老化ではあまり見られない症状だ。

肌表面だけの問題ではない
【関連記事】