Maki Shiraki
[東京 28日 ロイター] - トヨタ自動車が発表したトヨタ単体(高級車ブランド「レクサス」を含む)の4月の世界販売は、前年同月比3.1%減の84万9306台と3カ月連続で前年を下回った。スポーツ多目的車(SUV)の新型「RAV4」への切り替えが影響した。一方、世界生産は同2.0%増の83万1971台で、4月として過去最高となった。ホルムズ海峡の緊迫化による影響で、日本から中東への輸出は同91.7%減と大きく落ち込み、販売も同33.7%減った。
国内販売は、環境性能割の廃止を見据えた登録控えの反動増もあり、同24.2%増と4カ月ぶりに前年を上回った。海外販売は同7.5%減と3カ月連続の前年割れ。北米は引き続きハイブリッド車(HV)の需要は堅調だったものの、昨年の関税発動前の駆け込み需要からの反動減と新型「RAV4」の切り替えが重なり前年を下回った。欧州は堅調な需要が続き前年並みを維持。アジアは中国やタイの厳しい市場環境が響いた一方、インドはSUV「アーバンクルーザー・ハイライダー」などが好調で前年を上回った。
電動車の世界販売は同6.9%増で、新車に占める電動車比率は53.3%だった。電気自動車(EV)は同2倍超の大幅増となった。
ダイハツ工業を含むグループ全体の世界販売は同3.7%減の90万2015台。世界生産は同3.4%増の93万3685台で、4月として過去最高だった。
トヨタの販売・生産台数
※()内は前年比%
分類 4月販売 4月生産
トヨタ(含 レクサス)
グローバル 849,306(-3.1%) 831,971(+2.0%)
国内 149,924(+24.2%) 264,393(-1.7%)
海外 699,382(-7.5%) 567,578(+3.8%)
北米 261,979(-3.1%) 198,098(-3.3%)
欧州 98,781(+0.2%) 69,344(-0.3%)
アジア 227,193(-10.8%) 257,599(+12.9%)
中国 106,479(-25.4%) 118,451(+4.0%)
中東 31,360(-33.7%) —
ダイハツ工業を含む合計
グローバル 902,015(-3.7%) 933,685(+3.4%)
国内 190,262(+15.5%) 330,932(+0.3%)
海外 711,753(-7.8%) 602,753(+5.1%)