化学熱傷や吸入による被害

当局によると、破裂した容量およそ30万リットルのタンクには「ホワイトリカー」と呼ばれる工業用の腐食性化学液体が入っていた。主成分は水酸化ナトリウムと硫化ナトリウムで、製紙工程で使用される。

消防当局によると、被害者は化学薬品によるやけどや有害物質を吸入したことによる呼吸器症状を負っており、現場で除染処理を受けた後、ロングビュー市内や近隣のバンクーバーの病院に搬送された。

現場では約40人の消防士と救急隊員に加え、地域の危険物処理チームが対応し、作業員らが現場の安全確保に当たった。

当局は共同声明で、周辺地域に直ちに危険はないとした一方、緊急対応が続いている間は現場周辺に近づかないよう住民に呼びかけた。

ワシントン州選出のマリア・キャントウェル上院議員はXに投稿し、死者が出たとの報道に深い悲しみを示した。

「愛する人たちに関する情報を待つ作業員や家族、ロングビュー地域全体に心を寄せている」とキャントウェルは述べた。「人々の安全確保のため現場で活動する初動対応者に感謝している。状況を注意深く見守り、州および地元当局と連絡を取り続けている」

ボブ・ファーガソン知事もSNS上の声明で、ワシントン州緊急事態管理局が最新情報を受け取っており、州兵も待機していると明らかにした。

この施設では約1000人が働いており、紙製品や包装材に使われる材料を生産している。

ワシントン州環境局は過去に、排水基準や大気排出基準の超過など、許可条件違反を理由に日本ダイナウェーブへ罰金を科している。規制当局によると、ある事例では、処理済み排水に含まれる固形物が許可基準を超えたほか、二酸化硫黄の排出量も上限を超過し、数千ドル規模の罰金が科された。

3年前には大規模な火災も
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