米国ワシントン州ロングビューのパルプ・製紙工場で5月15日に発生した化学タンク破裂事故で11人が死亡したとみられている。

当局は16日、ワシントン州の製紙工場でタンク破裂により負傷していた作業員1人が新たに死亡したと発表した。追加の生存者が見つかる見込みはないという。

復旧作業を始める前に、作業員らはまず損傷したタンクを安定化させる必要があり、当局はタンクがさらに崩落し、内部の腐食性液体が漏れ出す危険が残っていると警告した。

事故は15日午前7時19分ごろ、日本製紙グループの日本ダイナウェーブ包装施設内で発生した。有害物質を含む液体のタンクが破裂し、死者と「複数の重傷者」が出たと、同社と地元法執行機関の共同声明は説明している。

死亡した人々の身元は公表されていないが、一部は友人や家族によって特定されている。

トッド・コーンウェルによると、工場で電気技師として働いていた友人ギルバート・ベルナルの死亡が最初に確認されたという。コーンウェルによると、2人は教会を通じて知り合い、同じ聖書研究グループに所属していた。

「昨夜も集まりがあったが、聖書研究ではなく彼を偲んだ」とコーンウェルはAP通信に語った。「彼はいつも、必要なことがあれば進んで助けてくれる人だった。地元の教会学校が浸水した時も、現場にいた1人だった」

今回の事故に先立ち、南カリフォルニア州では別の化学事故も発生していた。航空宇宙施設で損傷したタンクが爆発する恐れがあるとして、数千人の住民が避難した。

化学熱傷や吸入による被害
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