Echo Wang Utkarsh Shetti
5月20日(ロイター) - 対話型生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手がける米オープンAIが数週間以内に、新規株式公開(IPO)の非公開申請を行う準備を進めていることが分かった。事情に詳しい関係筋が明らかにした。今後1年間で相次ぐと予想される大型上場ラッシュに加わることになる。
今回の計画が明らかになる2日前には、オープンAIが設立当初の公益追求目的に背いたなどとして米実業家イーロン・マスク氏が起こした訴訟で、オープンAIに責任はないとの評決が下された。
IPO調査会社IPOXのキャット・リウ副社長は「法的懸念が解消されたことで、IPOへの大きな障害が取り除かれ、オープンAIがスケジュールを前倒しする自信を得た可能性が高い」と述べた。
関係筋2人によると、オープンAIは早ければ9月の上場を目指しており、米金融大手ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーとともに規制当局に近く提出予定のIPO目論見書の草案を作成しているという。
オープンAIはロイターのコメント要請にすぐには応じなかった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は同日、同社の計画について最初に報じていた。