[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアと中国は20日、トランプ米大統領が掲げる最新鋭のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」構想が戦略的安定を脅かしていると非難した。
中ロ首脳会談を受けた共同声明で「これらの計画は、戦略的攻撃兵器と戦略的防衛兵器の相互連関を必要とする、戦略的安定を維持するという主要な原則と完全に矛盾している」と指摘。また、新戦略兵器削減条約(新START)を失効させた米国の「無責任な政策」を遺憾だとした。
ロシアは、米ロ間の核軍備管理協議への参加を求めないという中国の立場を支持すると表明した。
中ロ両国はまた、名指しはせずに、一部の核保有国が地上配備型の中距離・短距離ミサイルを前線配備する計画を持っており、これが他国に対する脅威になっているとし、「敵の指導部を排除し、武装解除するために先制または予防的なミサイル攻撃」を仕掛けようとする一部国家の試みは「不安定化を招き、戦略的脅威をもたらす」と述べた。