ESTAプログラムとは?
ESTAは、特定の国の国民は観光ビザなしでアメリカを訪問できるようになる電子渡航認証システム。現在、この制度の利用料は40ドルとなっており、短期訪問者向けの非移民ビザであるBビザ(185ドル)と比べてはるかに安い。
米政権は、ESTA利用可能国を選別できる。ある国からの渡航者が国家安全保障上のリスクを高めると判断された場合、その国はESTA利用国から除外される可能性もある。
CBPは5月18日、2025年10月1日~2026年4月30日に590万件を超えるESTA申請があったこと、そのうち500万件以上が承認されたことを発表した。
承認件数が最も多かった5カ国は以下の通り。
・イギリス:120万件
・フランス:57万件
・ドイツ:53万件
・日本:50万件
・韓国:32万件
また、国土安全保障省(DHS)傘下の同機関は、低リスクと見なされた事前承認済みの旅行者に対し、空港での手続きを迅速化するシステム(グローバルエントリー、SENTRI、NEXUS)における信頼できる旅行者プログラム(TTP)の申請が160万件を超えたとも述べた。
CBPの現場業務局の入国許可・旅客プログラム担当エグゼクティブディレクターであるマシュー・S・デイビスは「CBPは、すべての訪問者を安全かつ効率的に迎えるため、W杯に向けて積極的に準備を進めている」と述べた。
「渡航者が事前準備の上、信頼できる旅行者プログラムやモバイル・パスポート・コントロールといった仕組みを利用すれば、(アメリカは)国境警備を維持しつつ、農業に被害を及ぼしかねない物品の持ち込みを防ぐことができる。加えて、旅行者には円滑で効率的な入国手続きを提供できる」