Mike Blake Steve Gorman
[サンディエゴ 18日 ロイター] - 米西部カリフォルニア州サンディエゴのイスラム教関連施設で18日、10代の容疑者2人が銃を発砲し、警備員と男性2人の計3人を殺害した後、自らを撃ったとみられる状態で死亡しているのが見つかった。地元警察当局が発表した。
サンディエゴ市警のスコット・ウォール本部長は、警察と連邦捜査局(FBI)がヘイトクライム(憎悪犯罪)として捜査していると述べたが、動機などは公表されていない。
銃撃が発生したのは現地時間18日午前11時40分(日本時間19日午前3時40分)ごろだったが、サンディエゴ郡で最大規模のイスラム教施設内の学校に通っていた子どもたちは全員無事と確認された。
ウォール本部長は記者会見で、銃撃の約2時間前に容疑者の1人の母親から、自殺願望のある息子が母親所有の銃3丁を持って車で家を出たと通報があったことを明らかにした。母親は息子が仲間と一緒におり、2人とも迷彩服を着ていると話したという。
現場に駆けつけた多数の警察官は、建物の外で射殺されたモスク関係者3人の遺体を発見。さらに車両の中からは、自ら命を絶ったとみられる17歳と18歳の少年の遺体も見つかった。
現在は銃撃に至った原因や、どのようにして事件が発生したのかについて、詳しい捜査を進めている段階だという。
米国では公共の場での無差別銃撃が多発しているが、米国とイスラエルが2月末にイランへの空爆を開始し、イランによる周辺諸国への報復で中東紛争が激化して以降、イスラム教徒とユダヤ教徒のコミュニティーは特に懸念を強めている。