[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国株式市場は3指数がまちまちで取引を終え、S&P総合500種とテクノロジー株比率の高いナスダック総合指数が続落した。投資家が利益確定売りを行ったことに加え、米国債利回りの急上昇と原油価格の高騰を嫌気した。

10年物米国債利回りは一時、2025年2月以来の高水準まで上昇した。

米WTI先物は乱高下した後、3%以上上昇して取引を終えた。ただその後、トランプ米大統領が19日に予定されていたイランへの軍事攻撃を延期すると明らかにしたことを受け、上げ幅を縮小した。

NFJインベストメント・グループのポートフォリオマネジャー、バーンズ・マッキニー氏は「日々の相場を動かしている唯一の要因は原油価格のようだ。 主な変動要因はホルムズ海峡の封鎖で、これが原油価格を押し上げ、長期的にインフレ期待が制御不能になるリスクを高めている」と指摘し、利回り上昇はハイテクや半導体などデュレーションが長いセクターを圧迫すると述べた。

S&P500は14日の終値時点で、3月30日に付けたイラン戦争開始以来の安値から18%超上昇。ナスダックは同期間に約28%上昇した。インガルス&スナイダーのシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「短期間での株価上昇に対する懸念があり、利益確定売りも出ている」と語った。

この日はS&P500の主要11業種の中で情報技術セクターが下げを主導し、半導体株の下落が目立った。一方、エネルギーセクターは上昇率が最大だった。

個別銘柄では、20日に決算を発表するエヌビディアが1.3%下落し、S&P500の重しとなった。

電力会社ドミニオン・エナジーは9.4%急伸。同業のネクストラ・エナジーが約668億ドルで買収すると発表したことが材料視された。ネクストラは4.6%安。

製薬会社リジェネロンは9.8%急落。皮膚がんの一種である進行性黒色腫患者を対象とした後期臨床試験で主要な目標を達成できなかったことを嫌気した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.09対1の比率で上回った。ナスダックでは1.18対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は208億6000万株。直近20営業日の平均は183億6000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 49686.12 +159.95 +0.32 49481.04 49761.16 49352.56

前営業日終値 49526.17

ナスダック総合 26090.73 -134.41 -0.51 26289.49 26310.84 25867.30

前営業日終値 26225.15

S&P総合500種 7403.05 -5.45 -0.07 7415.07 7434.06 7353.17

前営業日終値 7408.50

ダウ輸送株20種 20216.74 +82.56 +0.41

ダウ公共株15種 1099.28 +6.56 +0.60

フィラデルフィア半導 11302.52 -285.95 -2.47

VIX指数 17.82 -0.61 -3.31

S&P一般消費財 1932.16 -3.90 -0.20

S&P素材 630.30 -0.89 -0.14

S&P工業 1443.69 -6.02 -0.42

S&P主要消費財 974.59 +12.93 +1.34

S&P金融 859.55 +10.24 +1.21

S&P不動産 277.69 +3.13 +1.14

S&Pエネルギー 923.83 +16.41 +1.81

S&Pヘルスケア 1695.90 +7.09 +0.42

S&P通信サービス 503.81 +1.20 +0.24

S&P情報技術 6586.61 -64.72 -0.97

S&P公益事業 444.84 +0.22 +0.05

NYSE出来高 14.11億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 61560 + 900 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 61545 + 885 大阪比

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