[ジュネーブ 18日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)加盟国は18日、ジュネーブで開催の年次総会(WHA)に台湾を招待する提案を、中国などの反対により却下した。
18日に開幕した総会で、中国はパキスタンとともに同動議に反対した。中国代表は加盟国に対し「中国は、いかなる形であれ、中国の台湾地域がWHAに参加することに同意しない」と表明。総会は台湾の排除を承認した。
一方、台湾をWHAのオブザーバーとして参加させる提案を支持した国の一つであるパラオは、台湾の排除は正当化できず、世界的な疾病監視と情報共有を弱体化させる恐れがあると指摘。「グローバルヘルス・ガバナンスに空白があってはならない。台湾を含め、能力と責任を持つパートナーを排除することは、まさにそうした空白を生むことになる」と述べた。
台湾を自国領土とみなす中国政府の反対により、台湾は大半の国際機関から排除されている。