[上海 18日 ロイター] - 一部の世界的な投資銀行が中国人民元相場の見通しを引き上げた。中国の輸出競争力と、米国との安定した貿易関係を要因に挙げた。
HSBCは年末の予想レートを従来の1ドル=6.75元から6.65元へと元高方向に上方修正。リポートでは、競争力の高い輸出に加え、「元の国際化、ドルからの長期的な分散化、経済の再均衡が元を支える国内の主要な構造的テーマ。対外的には、2025年5月以降、米中経済関係は安定し、より建設的なものとなっている」と述べた。
ドイツ銀行はリポートで「中国の上流製品輸入の急増に続き、輸出受注のさらなる増加、あるいは内需の回復、もしくはその両方が起こる可能性が高い」と指摘。基本予測では、元は26年末時点で6.55元と、従来の6.7元から引き上げた。
ゴールドマン・サックスもまた、中国の前例のない対外黒字と強力な輸出競争力を背景に、元がさらに「長期的に」上昇する余地があると見ている。
3カ月、6カ月、12カ月後に6.80元、6.70元、6.50元に達すると予想。従来はそれぞれ6.85元、6.80元、6.70元だった。