専門家は、サメが好んで人を獲物にしているわけではないと強調する。サメの襲撃は通常、環境要因や行動要因が絡み合って発生する。

今回の場合、スピアフィッシングが関係していた可能性が大きい。スピアフィッシングはリスクを大幅に増大させる原因となり得る。水中で振動を発生させることも、魚を傷つけることも、遠くにいたサメを引き寄せてしまう可能性がある。

サメが相手を間違えたり、探索行動に出たりすることもある。サメは動きや音、電気信号で獲物を感知する。人間など見慣れない物体に対しては、かみついて調べることもある。

環境条件も影響している。サメは獲物が豊富な沿岸部に近付くことが多く、人間が水中で活動すれば遭遇の可能性が高まる。海水温の上昇や獲物のパターンが変化した影響で、サメが人気のビーチやサンゴ礁に近付いている可能性を指摘する研究者もいる。

サメ襲撃で死ぬ確率
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