[15日 ロイター] - ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツのオラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は15日、ビジネスとして理にかなえば防衛生産に参入する意向だと米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に述べた。

ケレニウス氏は「世界はより予測不可能になっており、欧州が防衛力を強化する必要があるのは明白だ」と指摘。「われわれが建設的な役割を果たせるなら、そうするつもりだ」と述べた。

防衛関連は自動車生産に比べて事業のごく一部にとどまるとしつつも、業績に貢献し得る「成長するニッチ市場」になる可能性があるとも述べた。

欧州諸国が軍事費を拡大する中、ドイツの自動車メーカーは成長の選択肢として防衛産業への進出を模索している。

英紙フィナンシャル・タイムズは3月、フォルクスワーゲン(VW)がオスナブリュック工場を自動車生産からミサイル防衛システムの製造へ転換する計画についてイスラエル企業と協議していると報じた。ただ、VWは兵器製造の計画を否定した。

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