Shivangi Acharya Sarita Chaganti Singh
[ニューデリー 14日 ロイター] - インド政府が14日発表した4月の卸売物価指数は、前年同月比8.3%上昇し、3年半ぶりの大幅な伸びとなった。中東紛争の影響がインド経済にも及んでいることが初めて示された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想の4.4%上昇を大きく上回った。3月は3.88%上昇だった。
イラン戦争によるエネルギーショックが押し上げ要因だが、原油や天然ガスの世界的な価格高騰にもかかわらず据え置かれているガソリンなど小売燃料価格を引き上げるよう、インド政府への圧力が強まる可能性がある。
モディ首相は国民に輸入と燃料消費の抑制を呼びかけているが、政府と中央銀行の関係者は、原油価格が高止まりすれば燃料価格引き上げは避けられないとの認識を示している。
バローダ銀行のチーフエコノミスト、マダン・サブナビス氏は、卸売物価は中央銀行の目標ではないものの、時差を伴って小売物価に反映されるだろうと指摘。「そのため、この数値は政策策定において重要だ」と述べた。