Kanishka Singh
[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は、イランに対し米国との合意を促し、これ以上我慢するつもりはないと述べた。一方で、イランの濃縮ウラン回収を巡る取り組みは、安全保障上の必要性というよりも対外的なイメージの問題だという認識を示した。
14日に放送されたFOXニュースの番組インタビューで、「これ以上、我慢するつもりはない。彼らは合意すべきだ」と語った。
イランから濃縮ウランを回収する必要性を問われると、「広報上の観点を除けば、必要だとは思わない」とし、「実際のところ、手に入れた方が気分がいい。ただ、広報上の意味合いが大きいと思う」と述べた。
核兵器を保有する世界9カ国の1つである米国は、イランが高濃縮ウランの備蓄を国外に移し、国内でのウラン濃縮を断念すべきだと主張している。
核兵器を保有していないイランは核兵器の追求を否定する一方、核拡散防止条約(NPT)の締約国として、ウラン濃縮を含む平和目的での核技術開発の権利があると主張している。
イラン議会のエブラヒム・レザエイ報道官は12日、再び攻撃を受ければ、兵器級と見なされる純度90%までウラン濃縮を行う可能性があると述べた。
米国とイランの停戦は5週間以上が経過したが、依然として不安定な状態が続いている。