David Lawder

[ワシントン 12日 ロイター] - 米財務省が12日に発表した4月の財政収支は、黒字が前年同月比17%(430億ドル)減の2150億ドルとなった。今年の税還付額が増えたほか、利払い費やイラン戦争に伴う軍事費を含む歳出が膨らんだ。

4月の歳入は前年比2%減の8370億ドル。歳出は5%増の6220億ドルとなった。

個人向け税還付額は合計1010億ドルと、前年同月比17%(140億ドル)増加。一方、4月の法人税収は前年同月比8%(80億ドル)減の890億ドルとなった。法人向け税還付額はほぼ倍増し、60億ドルとなった。

関税の純収入は合計221億ドルと、3月と同水準となった。この数字には4月の関税の還付金20億ドルが含まれている。米税関・国境警備局(CBP)からの裁判所命令に基づく還付金の支払いが12日に開始されたため、5月の財政収支では関税還付金がさらに膨らむと予想される。約1660億ドルの関税支払いが還付対象となる可能性がある。

4月の米軍事費は前年同月比10%(60億ドル)増の730億ドル。同会計年度累計の軍事費は4%(220億ドル)増の5310億ドルとなった。

公的債務の利払い費は10%(100億ドル)増の1120億ドルと、債務残高の増加を背景に月間ベースで過去最高を記録した。同会計年度累計では前年同期比7%(500億ドル)増の7340億ドルと、同期間として過去最高を記録した。

2026会計年度(25年10月━26年9月)の4月までの累計赤字は前年同期比9%(950億ドル)減の9540億ドル。同会計年度累計の歳入は7%(2100億ドル)増の3兆3200億ドル、歳出は3%(1140億ドル)増の4兆2740億ドルだった。

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