Ann Saphir
[12日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は12日、消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、期待外れな内容だったと述べた。イリノイ州のグレーター・ロックフォード商工会議所で発言した。
グールスビー総裁は「インフレは間違った方向に向かっており、石油関連や関税関連だけが原因ではない」と指摘。サービス部門のインフレ上昇が懸念材料だとした。
その上で、「雇用市場は基本的に安定している一方、インフレ率は上昇していることを認識しておく必要がある」とも述べた。
今週末でパウエルFRB議長が任期満了を迎えることに関連し、グールスビー総裁は「2023年には景気後退を伴わずにインフレ率が大幅に低下したが、これは基本的に前例のないことであり、FRBの独立性が批判にさらされている状況下で達成された」と述べた。
米労働省が12日発表した4月のCPIは前年比3.8%上昇、3月の3.3%から加速し2023年5月以来の大幅な上昇となった。