Yasmeen Abutaleb

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、食品医薬品局(FDA)のマカリー長官が辞任したと明らかにした。複数の関係者によると、マカリー氏はホワイトハウスや保健当局の高官と対立していた。

トランプ氏によると、ディアマンタスFDA副長官が長官代行を務める。

トランプ氏は記者団に「マーティ(マカリー氏)は素晴らしい人物だが、退任して良い人生を送るだろう。彼は少し困難を抱えていた」と述べた。「後任が見つかるまでは副長官が一時的に職務を引き継ぐ」とした。

マカリー氏はトランプ氏にテキストメッセージを送り、12日付で辞任した。一部の医薬品審査の迅速化や幻覚剤研究への支援、更年期ホルモン療法の利用拡大などに取り組んだ実績をアピールした。

マカリー氏はメッセージで「あなたのFDA長官として務めたことは生涯の名誉で、永遠に感謝する」と記した。トランプ氏はこのメッセージを自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で公開した。

ロイターなど複数のメディアは8日、トランプ氏がマカリー氏の解任計画を承認したと報じていた。

関係者によると、トランプ氏は今月、フレーバー付き電子たばこやニコチン製品の承認を迅速に進めていないとしてマカリー氏を叱責した。FDAは数日後にこれらを承認した。

マカリー氏の考えに詳しい関係者によると、これが辞任の決め手になった。この関係者は「結局、フルーツ風味の電子たばこの問題に尽きる。本人は決断に納得している。信念を持った人物で、自分が信じないものを承認したくなかった」と述べた。

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