[ドバイ 12日 ロイター] - イランのイスラム革命防衛隊海軍は、石油・液化天然ガス(LNG)輸送の要衝ホルムズ海峡の定義を紛争開始前から大幅に拡大したと発表した。革命防衛隊に近いファルス通信が12日報じた。
報道によると、革命防衛隊海軍の幹部は、これまでホルムズ海峡はホルムズ島やヘンガム島周辺の限られた区域と定義されていたが、規模と軍事的な重要性が大幅に拡大されたとし、東はジャスク市から西はシリ島まで広がる戦略的ゾーンとして定義したと説明した。
イランによるホルムズ海峡の範囲拡大は紛争開始後2回目。革命防衛隊海軍は4日、アラブ首長国連邦(UAE)のオマーン湾の海岸線に沿ったかなりの範囲に及ぶ新たな支配地域を示す地図を公表した。12日の発表は、その地域をさらに広げたとみられる。
タスニム通信は12日、ホルムズ海峡の幅が、従来の推定20─30マイルから200─300マイル(約320─480キロメートル)に拡大し、拡大した海域が「完全な三日月形」を形成していると報じた。