Yoruk Bahceli

[ロンドン 12日 ロイター] - 12日の市場で英10年物国債利回りが11ベーシスポイント(bp)上昇(価格は下落)して5.11%となり、イラン戦争によるインフレへの影響への懸念から3月に記録した2008年以来の高水準に迫った。ポンドと株価も下落した。スターマー政権の行方に投資家が警戒感を強めている。

30年物利回りも10bp上昇して5.78%となり、先週記録した1998年以来の高水準に迫った。

ポンドは0.5%下落して1.354ドルとなり、対ユーロでは約0.3%安の1ユーロ=86.80ペンスとなった。

ジェフリーズのエコノミスト、モヒット・クマール氏は「管理された退場がわれわれの基本シナリオだ。後任は左寄りの人物になる可能性が高く、イールドカーブのロングエンドや通貨にとってマイナスとなるだろう」と述べた。

FTSE100指数は1%近く下落した。

一方、ホルムズ海峡における緊張の高まりに世界市場が反応し、スターマー首相が政権維持へ苦慮する中、投資家は今後数カ月以内にイングランド銀行(英中央銀行)が利上げを行うとの見方を強めた。

12日の英金利先物市場は、12月までに約68ベーシスポイント(bp)の金融引き締めが行われることを示唆。3回の0.25%利上げが完全に織り込まれる水準に近づいている形で、11日の約56bpから拡大した。

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