Akash Sriram Abhirup Roy

[30日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブが4月30日発表した2026年第1・四半期決算は、売上高が前年同期比11%増の13億8000万ドルとなり、アナリスト平均の市場予想の13億6000万ドルを上回った。調整後コア損益は4億7200万ドルの赤字で、赤字幅は市場予想より小さかった。利益率の高いソフトウエアおよびサービス事業の成長が、中核の自動車事業への圧力を一部打ち消した。

リビアンは同日、南部ジョージア州の工場建設に向け、エネルギー省から最大45億ドルの融資を受けると発表。当初承認された融資額より約20億ドル少ないものの、資金の引き出しは当初予定よりも前倒しの27年に実行される。

ジョージア工場の第1段階の生産能力は30万台に設定。以前の計画では、複数段階にわたって約40万台になることを想定していた。

第1・四半期の納車台数は予想を上回った。

通期納車見通しは6万2000─6万7000台に据え置いた。同社の成功の鍵を握るとみられているより安価な新型車「R2」の発売が一部寄与するとみている。R2の先行モデルは5万7990ドルに設定した。

27年には安価なグレードを投入する。その中には27年末までに4万5000ドルの普及版も含まれ、顧客基盤の大幅な拡大を狙う。

また、リビアンは他社との提携も強化しており、配車大手ウーバーとの協力によりR2ベースの自動運転タクシー(ロボタクシー)を最大で5万台展開する。

ドイツのフォルクスワーゲン(VW)とのソフト共同開発も続けており、最近も開発の進捗に合わせて10億ドルを投資した。

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