[30日 ロイター] - 米重機械メーカーのキャタピラーが30日発表した2026年・第1四半期(26年1─3月期)決算は売上高が前年同期比22%増の174億1500万ドルと、LSEGがまとめた市場予想の166億1000万ドルを上回った。調整後1株当たり利益は5.54ドルで、前年同期の4.25ドル、市場予想の4.62ドルをいずれも上回った。

26年通期売上高の伸び率は2桁台前半と見込み、従来の7%から引き上げた。電力を大量に消費するデータセンターなど人工知能(AI)関連の投資拡大を背景に、電力関連設備の需要が高まったほか、建設部門でも販売が増加した。

米関税措置による影響の通期見通しは22億─24億ドルと、従来の26億ドルから引き下げた。1─3月期は製造コストが7億1000万ドル増えた一方、部門別売上高は建設が38%、電力・エネルギー部が22%それぞれ増えた。北米での堅調な需要に支えられた。

米製造業は、関税措置により輸入原材料や生産機器の価格が上昇し、事業活動や企業の支出低迷といった影響が目立っている。

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