[モスクワ 29日 ロイター] - ロシア政府は29日、アラブ首長国連邦(UAE)が石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」からの脱退を表明したことについて、ロシアはOPECプラスにとどまるとし、産油国の枠組みが引き続き機能することに期待を示した。
ペスコフ大統領報道官は29日の定例電話会見で、OPECプラスは「エネルギー市場の変動を実質的に最小限に抑えるのに役立ち、市場の安定化を可能にしている」と指摘した。
UAEの離脱決定は尊重するとし、ロシア政府と同国とのエネルギーに関する対話が継続することを望んでいると述べた。
シルアノフ財務相は29日、UAEの決定が各国の生産拡大を招き、将来的に世界の価格を押し下げる可能性があるとの見方を示した。
「(UAE脱退後に)OPEC諸国がそれぞれに政策を進め、生産能力の許す限り、あるいは望むだけ原油を生産すれば、それに伴って価格は下落するだろう」と述べた。