[27日 ロイター] - 外国の自動車メーカーが、北米貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」が更新されないか、もしくは内容が骨抜きにされた場合、最も低価格な車種を米市場から撤退させる可能性があるとトランプ政権に警告したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が27日に報じた。

WSJが事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、トランプ大統領の経済顧問らは、USMCAが失効するか、更新版で北米で製造された自動車や自動車部品への関税が大幅に引き下げられなければ、一部の外国メーカーは低価格車を米市場向けに生産・販売できなくなる可能性があるとの通告を受けたという。

ロイターは報道の真偽を現時点で確認できていない。ホワイトハウスにコメントを求めたが、現時点で返答はない。

USMCAは今年見直しを迎える。自動車業界は、USMCAは米国での自動車生産に不可欠だと主張しており、トランプ政権に延長を求めている。

3カ国は7月1日までに協定の見直し作業を終える予定だが、トランプ氏の関税を巡って米国とカナダの間で緊張が高まっており、スケジュールは複雑化している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。