Adrian Portugal

[パラワン(フィリピン) 27日 ロイター] - フィリピン軍と米軍は27日、多国間演習「バリカタン」の一環として、南シナ海に面したパラワン島沿岸で上陸阻止訓練を実施した。

バリカタンにはフィリピン、米国、オーストラリア、ニュージーランドの部隊が参加し、沿岸防衛の動きを訓練するとともに、領海防衛に向けた相互運用能力を検証した。

比軍のブラウナー参謀総長は今年の上陸阻止について記者団に対し、ドローンを含む無人システムを大規模に活用している点で過去の訓練と異なると説明した。

フィリピンと米国の軍当局者によると、今年のバリカタン演習は、参加国数で過去最大となった。

20日から5月8日にかけて行われる演習の別の段階は、フィリピン最大の島で台湾に最も近いルソン島北部で実施される。日本の自衛隊が海上打撃演習に初めて参加し、88式地対艦誘導弾を発射する。日本とフィリピンは2024年に円滑化協定(RAA)を締結し、防衛協力を強化している。

今年は米軍約1万人を含む1万7000人超が演習に参加している。米政府は、中東での関与が続く中でも、今回の演習の規模がこの地域に対する防衛上のコミットメントを裏付けるものだとしている。

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