[27日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは27日、中国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。国内の圧力や貿易・地政学上の課題が続いているにもかかわらず、経済と財政が底堅いと指摘した。
ムーディーズは、輸出の伸びは鈍化するが、中国の競争力が景気減速を和らげ、成長率の鈍化は緩やかなものにとどまると述べた。
高生産性セクターに焦点を当てた政策や、地方政府債務の解決に向けた統制的なアプローチが、政府債務全体が増加する中でも資本効率の向上に寄与すると指摘した。
中国財政省は、見通しを引き上げ決定を評価するとした上で、経済構造の変換と財政の持続性強化に取り組む方針を表明した。