Miho Uranaka
[東京 27日 ロイター] - トヨタ自動車が27日に発表したトヨタ単体(「レクサス」を含む)の3月の世界販売は、前年同月比7.3%減の89万7871台だった。2カ月連続で前年を下回った。モデル切り替えによる生産・供給調整や昨年の関税発動前の駆け込み需要からの反動減で、国内・海外ともにマイナスとなった。中東での販売は30%超減少し、輸出も4割強落ち込んだ。
国内販売は同7.8%減と3カ月連続で前年を割り込んだ。引き続き新型車への需要は堅調だが、環境性能割廃止予定に伴う登録控えが下押しした。海外販売は同7.2%減と2カ月連続の前年割れ。北米では昨年の反動や、新型スポーツ多目的車(SUV)「RAV4」の切り替えが影響した。混乱が続く中東は同32.3%減(2月は0.6%増)、日本からの中東向け輸出も同46.4%減(同11.1%増)と大幅に落ち込んだ。
世界生産は、海外を中心に底堅く同2.1%増の90万2210台と5カ月ぶりに前年を上回った。
ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体では、世界販売は同5.8%減と2カ月連続で前年を下回ったが、生産は3.9%増で3カ月ぶりの前年超えとなった。
<25年度世界販売、2年ぶり過去最高>
2025年度の世界販売(「レクサス」含むトヨタ単体)は、前年度比2.0%増の1047万7325台だった。2年ぶりに前年を上回り、年度として過去最高となった。
国内販売は同2.0%減と2年連続で前年を割り込んだが、海外販売は同2.7%増と2年ぶりの前年超えで年度過去最高を記録した。北米でHVが引き続き好調で、「カローラ」や「カムリ」などの需要も追い風となった。アジアは中国で厳しい競争環境が続いたものの新型電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)の好調が下支えし、インドは前年を上回った。
グループ全体の世界販売は、同2.5%増の1128万3215台と2年ぶりに前年を上回り年度過去最高を記録。世界生産はトヨタ単体で同2.2%増、グループで同2.7%増で、いずれも2年ぶりの前年超えとなった。
トヨタの販売・生産台数
※()内は前年比%
分類 3月販売 3月生産 25年度販売 25年度生産
トヨタ(含 レクサス)
グローバル 897,871(- 902,210(+2 10,477,325 9,892,822(
7.3%) .1%) (+2.0%) +2.2%)
国内 142,225(- 293,426(-3 1,474,659( 3,242,125(
7.8%) .3%) -2.0%) +0.2%)
海外 755,646(- 608,784(+4 9,002,666( 6,650,697(
7.2%) .9%) +2.7%) +3.2%)
北米 247,109(- 201,283(+0 2,927,361( 2,183,262(
7.9%) .9%) +7.2%) +5.2%)
欧州 113,875(- 73,689(+3. 1,181,997( 815,009(+0
5.6%) 3%) +1.5%) .1%)
アジア 275,041(- 283,670(+5 3,290,925( 3,172,808(
3.5%) .8%) +1.5%) +3.5%)
中国 142,706(- 147,217(+7 1,763,638( 1,571,501(
7.7%) .7%) -1.4%) +1.5%)
中東 33,919(-3 584,752(-2
2.3%) .0%)
ダイハツ工業と日野自動車を
含む合計
グローバル 983,126(- 1,018,926( 11,283,215 11,204,032
5.8%) +3.9%) (+2.5%) (+2.7%)
国内 208,801(- 381,361(+4 2,067,942( 4,148,936(
0.1%) .2%) +3.3%) +3.7%)
海外 774,325(- 637,565(+3 9,215,273( 7,055,096(
7.3%) .8%) +2.3%) +2.2%)