Shiho Tanaka
[東京 23日 ロイター] - 木原稔官房長官は23日午後の記者会見で、株価を含む金融市場で大きな変動が生じていると指摘した上で、「市場の動向を高い緊張感を持って注視し、経済・財政運営に万全を期していく」と述べた。
この日の東京株式市場で日経平均株価は一時、史上初の6万円台に乗せた。木原官房長官は、市場で大きな変動が生じているとの認識を示す一方、株価は経済状況や企業活動などの要因で市場で決まるものだとして、日々の動向に対するコメントを差し控えた。
一般論として、株高は資産効果を通じた消費の刺激や年金積立金への恩恵といった好影響が考えられ、企業にとっても資金調達が容易になり設備投資の活発化につながるなどと説明。「経済全体への波及効果を通じて国民生活に良い影響を及ぼす」と指摘した。
政府として金融市場の動向を「高い緊張感を持って」注視し、経済・財政運営に万全を期するとの姿勢を改めて示した。