[パリ 23日 ロイター] - 仏自動車大手ルノーは23日、第1・四半期の売上高が前年同期比7.3%増の125億3000万ユーロ(146億6000万ドル)と、市場予想を大きく上回ったと発表した。
日産自動車や中国の吉利汽車などの提携先向け販売が急増し、低価格ブランド「ダチア」の生産停滞の影響を補った。
会社が提供したコンセンサス予想は0.1%増の116億9000万ユーロだった。
日産「マイクラ」の生産受託やブラジルでの吉利向け車両販売などが増収率を5.9%ポイント押し上げた。中核の自動車事業の売上高は6.5%増の108億ユーロとなった。新型「クリオ6」の販売も寄与した。
一方、販売台数は減少した。悪天候のためモロッコ工場への部品供給と同工場からの完成車出荷が滞ったことが影響した。
ブランド別の販売は、ダチアが16.3%減少する一方、ルノーは2.2%増加した。
同社は2026年の目標を据え置いた。営業利益率は25年の6.3%から約5.5%へ低下する見込み。自動車事業のフリーキャッシュフローは前年の14億7000万ユーロから約10億ユーロへ減少する見通し。