David Jeans
[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米軍がサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地にウクライナ製の対ドローン(無人機)技術「スカイ・マップ」を数週間前から導入していることが、事情に詳しい関係者5人の話で分かった。同基地ではイランの攻撃で航空機や建物が破壊され、少なくとも1人の米軍人が死亡しており、これを受けた措置とみられる。
ウクライナ軍当局者が数週間前に同基地入りし、スカイ・マップについて米兵を訓練している。このプラットフォームはウクライナ軍がイラン製ドローン「シャヘド」を含む接近中のドローンを探知し、迎撃用ドローンによる反撃を行うのに使われている。
安価で大量生産されたドローンがロシアのウクライナ戦争において大きな役割を果たしていることから、米国防総省は対ドローン技術への投資を拡大している。
トランプ米大統領は1カ月前、イランのドローン攻撃への対処を支援するというウクライナのゼレンスキー大統領からの申し出を公に拒否。3月6日にFOXニュースに対し「ドローン防衛において、彼らの助けは必要ない」と語っていた。
ホワイトハウスと国防総省はプリンス・スルタン基地を管轄する米中央軍に質問を転送。中央軍はコメントを控えた。
スカイ・マップを所有するウクライナ企業スカイ・フォートレスはコメントを控えた。ウクライナ大統領府はコメント要請に応じなかった。